Reversi-Love#番外編~初恋3-好きの種類~

 
 
「ビックリした。どうしたの、祐介くん?」

真智子先生は驚いた顔をして俺を見ていた。

「真智子先生・・・。結婚するって、本当?」

俺は絞り出すように、その質問を口にした。

嘘だって、言って。冗談よって、困った子ねって、いつもみたいに笑ってよ。

「うん。再来月ね。だから、この学校は来月でお終いなの。」

「嘘だ・・・」

俺はいったいどんな顔をしていたんだろう?

駄々っ子みたいに、今にも泣きそうな顔をしていたのかな?

先生は少し淋しそうな困った顔をして、本当よって言った。

「ここでお話しした時間は、祐介くんが1番長かったかな。楽しかった。ありがとうね。」

そんな事言わないでよ。

なんで過去形にするんだよ。

俺は真智子先生に向かって、一歩踏み出す。

「真智子先生。俺、先生の事、好きなんだ。」

「ありがとうね。私も祐介くんの事、好きだよ。」

真智子先生はそこらへんの犬や猫に言うみたいに笑いながら好きって言う。

俺はフラッともう一歩踏み出す。

俺の本気すらも受け取ってくれないの?

「違う。俺の好きと真智子先生の好きは違うっ。本当はわかってるんだろ?・・・俺の気持ちっ。」

真智子先生は柔らかく微笑んだ。

「ありがとう。でもね。わからないでおく。それがいいの。ね。わかって。」

「わかんないよっ。真智子先生っ。俺を見てっ。」

俺は真智子先生の手首を掴むと、腰をグイッと引き寄せ、無理やり唇を奪った。力任せに、ただ押し付けるだけのキス。甘酸っぱくもない、ムードも何も無い、ただの個体と個体との接触。

「だっだめっ。祐介くんっ。お願いっ。楽しい思い出のまま、サヨナラさせてっ」


俺は先生の背中に腕を回し、抱きしめながらキスをしようとする。

真智子先生が俺の胸との間に空いている手を入れ、必死に俺の唇をかわそうとする。

「やだっ。お願いっ。祐介くんっ。だめっ。こんなのっゼッタイだめっ」

真智子先生は体重をかけて俺の胸を突いた。

その時俺は椅子に足をとられ、後ろに倒れた。




「痛っ」

床についた手の指先に、鋭い痛みが走る。

立ち上がり、手を持ち上げると、指先からドクドクと血が溢れ流れ出ている。

指先から腕を伝い、肘からポタポタと床に赤い液体が落ちる。

さっき落としたマグカップの破片で、さっくり、パックリやってしまったみたいだった。

「祐介くんっ。」

真智子先生は思わず俺の指を口に含む。

先生の口のなかで、ドクドクと血が溢れ出る。


先生は傷口のバイキンを吸おうとしているのか、傷口に舌をあて、転がしながら吸っている。

「真智子先生っ。痛いっ」

なんか、真智子先生の様子がおかしい。

俺の指に舌を絡めながら、上目遣いで俺を見る。その目はいつもの優しい目とは全然違った。

「祐介くん・・・。見て。あなたの指に私の舌が絡まって・・・。ね、想像して。祐介くんの大事なところに舌を絡めている私・・・」

先生の豹変ぶりに、俺はただ目を離せないでいるだけだった。

先生はちゅぼっと俺の人差し指と中指を口に含むと、口をすぼませながら指先から根元までをしごき始める。

先生がクチを離すと、真智子先生の唾液と俺の血にまみれた指が、淫靡にひかっている。

「せ・・・んせ・・・っ。あっ。」
 
 




おはようございます♪まぬかんです♪

アップが遅くなってしまってすみません~。

ここでお知らせです。

次回・次々回はR18な記事となりますので、閲覧にはご注意願います。

条件に満たない方、ごめんなさいです。

R15になるかとも思ったのですが、無理でした・・・・

なので、基本的に改稿せず、ほぼそのまま載せようと思っています。

まぬかんlogo_s.jpg


web拍手 by FC2
ランキングに参加しています。よかったら応援してやってください♪
 (1日1回、愛のクリックをいただけると小躍りして喜びます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へにほんブログ村 小説ブログ ライトノベル(小説)へ

THEME:オリジナル小説 | GENRE:小説・文学 |

COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
メールフォーム
まぬかんへのご連絡はこちらからどうぞ。 ※誹謗中傷はご遠慮ください。 イラストとかいただけるとものすごく嬉しいです♪ (送付先をご連絡しますので、ぜひぜひお願いします)

名前:
メール:
件名:
本文:

いろいろ