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Reversi-Love#番外編~初恋6-愛したい~

 
 
気持ちの整理もつかぬまま、家に帰ろうと昇降口にいくと、また真子が立っていた。

「祐介、昨日はごめんね。」

俺は真子の脇を通ると、下駄箱の蓋を開けた。

「ね、祐介。謝るってばっ。」

真子が俺のすぐ横に寄ってくる。

ガタンッ

俺は真子の手首を掴むと下駄箱に体ごと押し付け、唇を奪った。

ゆっくりと舌を入れ、口内を舐め回す。

真子の両足の間に足を割り入れると、膝を持ち上げ真子の股間をグリグリと刺激する。

ぷはっと真子が息を吐きながら俺の唇から逃れた。

「祐介っ。やだっ。」

「何がイヤなんだよ?俺とセックスしたいんだろ?」

「違っ。」

「お前から誘ったんだろ?さっさとケツ振りながらこっちに向けろよ。」


この日から、オンナは、ただの性欲のはけ口になった。





来るものは拒まず。去る者は追わず。その日の気分でつまみ食いをする。

都内にある俺名義の5箇所のマンションの鍵は、それぞれ違うオンナに渡している。

そのうちのひとつを渡していた子が結婚するとかで鍵を返していった。

ふーん。結婚ね。

くだらねぇ。

愛とか幸せな家族とか、反吐がでる。

そんなの錯覚だ。







「先生っ。会いたかった・・・。」

ほらな。ちょっと涼介のカッコをしただけで、オンナなんてすぐ騙される。結局外見しか見ていないんだ。

愛してるなんていっても、所詮は上っ面だ。このオンナだってそうだろ?

愛なんて錯覚だ。

錯覚だって、そう思ってきたのに・・・。


そんな俺を、弥生ちゃんは頭からガーンと叩き潰してくれた。


弥生ちゃんが欲しい。


彼女なら、俺を愛してくれるかもしれない。

でも、やっぱりそれは手に入らない。

俺が欲しいと思う人は、いつだって手に入らない。



そして・・・・・




『あんたなんかサイテーよっ』

『先生に、この背中、あげます。』

『泣かないで、先生…。』



俺のココロの中にズカズカと土足で踏み込んでくるあのオンナ。

俺はあのオンナ・・・春奈に調子を狂わされっぱなしだ。



ただのカラダだけの関係だったはずなのに。



この感情はなんだろう。



遠い日の忘れ物のような、思い出せそうで思い出せない、思い出すと甘酸っぱくなるような、切なくなるような、持て余してしまうこの感情はなんなんだろう。



「先生っ。祐介先生っっ。」

泣きながら駆け寄ってきて俺に抱きついている春奈。

困ったような照れ臭いような顔をして、春奈の頭をポンポンと叩く。

そして右からはクロが、左からは涼介が俺を抱きしめる。


俺の中に、ほんわかとした温かいものが宿る。




愛されている・・・



俺は、多分、愛されているんだ。



そう思ったら、涙が止まらない。


愛されていいんだ。



愛していいんだ。




・・・愛したい。



俺の、長い長い失恋期間が終わった。
 
 
 
 
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THEME:オリジナル小説 | GENRE:小説・文学 |

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