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Reversi-Love#56~疑惑の連鎖~

 
Reversi-Love_056.jpg

 
翌日、祐介は救命救急センターへと出勤した。

「あれ?祐介先生は第一外科に戻るって聞いてたんすけど。」

救命救急医の本田が不思議そうな顔をする。

「シロチョーは?」

「今日は外出みたいっす。」

祐介がニヤリと笑う。

「じゃあ、人手不足だよな?手伝うよ。」

「え?はぁ。って、いいんすか?」


「ダメですよ。」

後ろで女性の声がして祐介は振り向いた。

そこには第一外科の看護師長である福田が立っていた。

「先生の異動届は受理されなかったと伺ってますが?」

福田がニッコリとしながら、それでも有無を言わせない口調で話す。

「さあ、祐介先生、第一外科に戻りますよ?」

手をつかんで引っ張って行きそうな勢いだった。

「福田師長って、シロチョーと仲いいよね?」

「ここでの付き合いが長いだけですよ。特別仲が良いというわけではありません。」

福田は笑みを浮かべたまま返答する。

「俺を連れ戻すようシロチョーに言われたの?」

福田はニッコリとした後、本田に会釈する。

「祐介先生。カンファが始まりますよ。急いでください。」

祐介は観念して、福田の後をついて行った。




途中、まどかとばったり会った。

祐介はまどかにこっそり耳打ちした。

「今晩さ、食事でも行こうよ。」

祐介がまどかと話している間、前を歩いていた福田は立ち止まっていた。



第一外科に戻ると、春奈の姿が見えた。

春奈は今日から担当患者を持つらしく、先輩看護師が横で見守る中バイタルチェックを行っていた。

少し緊張しているように見える横顔に微笑ましい気持ちになりながら、手術前カンファレンスに参加するために会議室に移動した。

カンファレンス、回診、午後には小規模な手術を2件程こなし、その日は終わった。

車でまどかが来るのを待つ。しかしいくら待ってもまどかは来ない。

救命救急にいればいくらでも突発的な事態は発生するので、しょうがないと思った。

---救命、のぞきにいってみるかな?

そう思い、車を降りた。

救命救急センターにつくと、予想外にのんびりとした雰囲気が漂っていた。

祐介が拍子抜けしていると、廊下の先にカップラーメンを片手に歩いている本田の姿が見えた。祐介は本田を呼び止める。

「今日は搬送されてくる患者が少なくて、わりとヒマなんすよ。波ありすぎっすよね。」

本田はアチチとカップラーメンを持つ手を交換しながら話した。

「相沢さんは?」

祐介はまどかの所在を聞いた。

「えーと・・・。確かシロチョーのおつかいで外出したと思いますけど。待ち合わせっすか?」

「いや。さんきゅ。じゃあ帰るな。お先。」

「お疲れ様っす。」

---まどかとの接触を邪魔された?まさか?まどかと会う事なんてシロチョーは知らないはず。・・・あの時近くにいたのは・・・福田師長?!


疑惑が新たな疑惑をうむ。

言いようの無い不安感が祐介の中に広がる。

「祐介先生?」

呼ばれて振り返ると、私服の春奈が立っていた。

 
 
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THEME:オリジナル小説 | GENRE:小説・文学 |

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