スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
まぬかんlogo_s.jpg


web拍手 by FC2
ランキングに参加しています。よかったら応援してやってください♪
 (1日1回、愛のクリックをいただけると小躍りして喜びます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へにほんブログ村 小説ブログ ライトノベル(小説)へ

Reversi-Love#89~単刀直入、直球ど真ん中~

 
Reversi-Love_089.jpg 
 
「って、またブサイクになっちまったな。」


春奈の顔を見て、田代がため息をつく。

「またブサイクって言った…。シロチョー、サイテーです。」


田代はハイハイと言って一旦車を降りると、ハッチバックのリヤを開き、何やらゴソゴソと荷物を漁っている。

やがて戻ってくると、春奈に小さな袋を二つ渡した。

「医療用の、冷却パック?」

「おう。椅子を倒して、それでしばらく顔を冷やしていろ。」

「…いつもこういうのを車に積んでいるんですか?」

「ん?ああ。熱中症とか、多いしな。簡単な処置ができるようなものは積んである。」

---ああ、この人は本物の医師だ。人の命を救うために、何も惜しまない、尊敬すべき人だ。

「シロチョー。教えてください。」

春奈の真剣な声に、田代は少し困った顔をする。

「そんな立派な、尊敬すべきひとが、なぜ裏組織に関わっているんですか?!」

春奈の単刀直入な質問に、田代は驚く。

「直球な質問だな。」


「だって、おかしいじゃないですかっ。誰が見てもシロチョーは理想の医師ですっ。みんなのお手本になるべき人です。それなのになぜ?!」

「・・・理想と現実は、違うんだよ。春奈チャンッ。」

そう言って春奈の鼻の頭を指で弾く。

「からかわないでくださいっ。ちゃんと答えてくださいっ。」

「答えたら、何か変わるのか?」

「変わりますっ」


春奈が言い切った事に驚いた田代は、二の句が告げずにいた。

「少なくとも、シロチョーに、6人味方ができますっ」

「6人?」


---春奈チャン、透、祐介…。後は誰だ?

残りは涼介、真中、高階だがそれを田代は知るわけがなかった。

「いいんだ。俺に味方は必要ない。俺に必要なのは、金だ。政界との太いパイプだ。他に、何もいらない。」

田代がハッとなる。明らかにしゃべりすぎたという顔をしていた。

「それが、シロチョーが目指す医療なんですか?」

田代はしょうがないといった風にふうっとひと息吐くと、春奈にまっすぐ向き合って言った。

「必要悪だと、思っている。誰かがそれをやらなければならないなら、先の短い俺がやるべきだ。」

「短い?」

田代は春奈の目をじっと見た後、パーキングにいれていたシフトをドライブに入れ、後ろを確認するとおもむろに走り始めた。

---話はこれで終わりだっていうんですね、シロチョー。

春奈は田代に言われたとおり、シートを少しだけ倒すと、目から頬にかけて、冷却パックを当てた。

自分の無力さを、春奈はしみじみと感じていた。





「本当にここでいいのか?」

田代が車を停め、春奈が車から降りた。

春奈の寮から歩いて数分の、幹線道路脇だった。

「はい。送ってくださって、ありがとうございました。」

「おう。」

「シロチョー。」

「ん?」

「私達、シロチョーが話してくれるのを待ってます。抱えきれなくなったら、私達にすぐに言ってください。私達はシロチョーを信じてますから。」

シロチョーはふっと悲しそうに笑うと、手を挙げて車を発進させた。

---祐介と同じ事を言う。…もう、遅いんだよ。春奈チャン。俺は、俺にはもうこの道しか残されていないんだよ。

田代の車を、春奈はいつまでも見送った。





おはようございます♪まぬかんです♪♪

すみません。突然ですが、おしえてください~

ブログ村から来ている方への質問です。

今このブログは「恋愛小説(純愛)」と「ライトノベル」に登録しています。

・・・ライトノベルから遊びにきてくださる方って、いらっしゃいますか??

どうなんだろう?って思っていまして。

もしライトノベルからいらっしゃっている方がいないのであれば、恋愛小説1本にしようかなぁと思っています。

申し訳ないのですが、ラノベから来てくださっているかた。

ひとこと、コメ欄でも拍手コメでも結構ですので「ラノベからきてるぞ、ごら」とご連絡いただけませんでしょうか?

アクセス解析でみても、よくわからなかったのです。

しばらく様子をみて、どなたからもお声がかからなければ、恋愛小説だけの登録とさせていただきたいと思います♪

へんなお願いですみませんでした~♪

ではでは!!
まぬかんlogo_s.jpg


web拍手 by FC2
ランキングに参加しています。よかったら応援してやってください♪
 (1日1回、愛のクリックをいただけると小躍りして喜びます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へにほんブログ村 小説ブログ ライトノベル(小説)へ

THEME:オリジナル小説 | GENRE:小説・文学 |

COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
メールフォーム
まぬかんへのご連絡はこちらからどうぞ。 ※誹謗中傷はご遠慮ください。 イラストとかいただけるとものすごく嬉しいです♪ (送付先をご連絡しますので、ぜひぜひお願いします)

名前:
メール:
件名:
本文:

いろいろ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。