Reversi-Love#41~偽りの行為~

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部屋を出され、監視役の男に連れられるまま弥生の個室の前まで来ていた。

男に促され、部屋にはいる。

男も一緒に入り、ついたての裏に隠れた。弥生の視界には入らないが、祐介の表情はみて取れる。

「弥生、調子はどうだ?」

「はい・・・。調子、、、いいです…。」

案の定、弥生は目を丸くしている。

なにか合図を出そうにも、監視役の男が祐介から目を離さないため、何もできないでいた。

「(涼介さんの格好をして)どうしたんですか?、涼介さん。」

含みを持たせた言い方を弥生はした。

「ちょっといろいろ(訳が)あって。急に来て(驚かせて)ごめんな。」

弥生はチラッと入り口付近見た。男が隠れているあたりだ。

「涼介さん、誰か入ってくる(涼介さんと鉢合わせする)といけないので、ドアに鍵をかけて、入り口のカーテンを引いてもらえませんか?」

---伝わった!弥生ちゃん。君って子は。

言われた通り、ドアに鍵をかけに行く。その時監視役の男と目が合う。

祐介は睨むようにして視線を返す。

そして弥生に言われたとおり、入り口のカーテンをひく。これで監視役の男の視線は遮断された。

弥生のところへ戻ると、ベッドに腰掛けた。

「弥生・・・」

「涼介さん・・・」

ふたりはゆっくり唇を重ねた。

弥生は祐介の首の後ろに手を回す。

祐介は弥生の背中に手を回し、ゆっくりと弥生を抱きしめる。

その時、小声で弥生に耳打ちをする。

「途中でお腹が痛いって騒いで。」


パジャマの上から弥生の胸を軽く揉み、首筋にキスをする。

「あっ。涼介さんっ。だめっ。」

弥生は意識して"涼介"と名前を呼び続ける。

祐介は弥生の裸を極力見ないようにするため、背後に回った。

そしてパジャマをめくりあげると、背中にキスをする。

「あっ。涼介さんっ」

弥生の背中が、春奈の背中と重なる。

---春奈っ

祐介の舌が熱を帯びる。

「やっ。あんっ。」

弥生の声が演技ではなくなった。

---春奈っ。

「あっ。い・・・痛っ。」

祐介はハッと我に返った。

「弥生?!」

「痛いっ。おなかっ。痛いっっ。」

「ナースコールっ。」

祐介はナースコールを押そうとすると、弥生がそれを止める。

「涼介さんっ。お腹痛い原因が涼介さんとのえっちだってわかったら出入り禁止になっちゃう。涼介さんはここから出て行ってください。ね?」

「弥生・・・」

---脂汗まで浮かべて…。これは本当に演技なのか?

「早く!」

「あ、ああ。」
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